光明寺縁起

当山は寛永十年、法印永保により開創されました。
寛政七年六月の火災により焼失しましたが、後に再建され、昭和14年6月に総本山長谷寺の末寺になり今に至ります。
御本尊の阿弥陀如来は、開創以来の作とされ幾多の難をのがれて現在もその姿を留めています。
阿弥陀如来は人々を救う為四十八願を立てられ、途方もない修行を重ね、願いを成就された仏様です。
形像は座像・立像とありますが、当山の御本尊は立像です。

現在の建物は、昭和42年に客殿・庫裡を45年に本堂を建立し、平成4年には真言宗中興の祖、興教大師
八百五十年御遠忌記念事業で新たに真言密教最極の本尊とする胎界蔵・金剛界の両界曼荼羅を始め、真言宗相承の伝持の八祖像や道中の中心となる本壇である大壇を装飾しました。