利栄山 長勝寺
天正十一年、善学院日信上の開山、当時は法華堂と呼ばれ隣接の中山法華経寺の宿坊であった。後いつしか開山上人の院号から善学院といわれるようになった。 生髪の鬼子母尊神が祀られており、これは調査によれば開山当時から御尊体であると推定され、子授け、武運長久の神として近在の信徒の信仰をあつめ、現寺号、長勝寺の名も戦に勝つというところから名付けられたものと考えられている。 こうしたことから御祈祷の寺として法灯伝えられて来たが宿坊として開かれたこともあり、檀家は最初はなく、寛永、享保のころになり、出来たと言われている。 近世になり先代田村慈宏上人二十五世として入寺するや寺門興隆に一身を投じ、修法布教(御祈祷)を中心に活躍、師を慕って檀家続々と増え、二間四面の堂宇であったのを昭和十年立派な現本堂に改築、ついで客殿、庫裡の建築を成し、後法嗣の現住の力を得て、山門の建立と著しい発展を遂げ今日に至っている。 現在二十六世田村宏祐上人法灯を系継承、護寺につとめると共に又現在は長く各刑務施設を廻り受刑者の教誨に努めている。 寺院境内には、浄行菩薩像、水子観音像が祀られており、年中行事の時はもちろん、普段の日でも多くの参拝者が有る。 また、裏庭園には茶室(無慮庵)を有し、初釜や茶会が催され、四季折々の風情が楽しめる。
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